MIXTRAX、曲の盛り上がる部分を解析しサビとサビを繋げたりしてずっと気持ちのいい耳障りの状態で再生してくれるソフトなんだけど、試しにアイマス曲200曲で再生してみたら凄い楽しい!!https://t.co/MIzEoW4raf pic.twitter.com/gjFy6xmclQ
— キンタマの化身 (@bosstroll_) March 30, 2016
postした割には誰も見向きもしねえだろうなと思っていたのですが、意外とこういった機能を求めていた人も多いみたいですね。
上のツイートにも書いてありますがこの「MIXTRAX」というソフト、Pioneerさんから出ている自分の手持ちの音楽データのリズムやテンポなどをソフトが自動で解析し、似たようなリズムやテンポの曲でソートしてくれるソフトです。
ソートするだけならば、まあ手動でもBPM順に並び替えしたりすればいいだけの話なんですが、このソフトはそれだけじゃありません。
公式サイトを一部スクショして貼り付けましたが、これらの通りこのソフトの凄いところは似た順に並べるだけでなく曲のおいしいところだけをメドレーにしてくれるというところです。
いまいち把握出来ない方は公式の動画を以下に貼り付けておきますので一度御覧ください。
MIXTRAX App Concept Video
自分でこういったメドレーを作る場合、何秒から曲が始まり、何秒からフェードアウトさせ、同時にフェードインさせて……などの作業が聴きたい曲分必要になります。もちろんそれだけではないでしょうが。
兎にも角にも、そういった大変な作業をすべてソフトウェア側が勝手にやってくれ、ユーザーは再生ボタンをポチッと押すだけで済んじゃうっつー欲しかった人は喉から手が出るほど欲しかったソフトになります。
さて、なんとなく理解して頂けたでしょうか。
ソフトの紹介というか概要はこの辺りで終わりにし、実際にインストールから音楽再生までをサクッと述べて行きたいと思います。
◆MIXTRAXのインストール
インストールはWinPC/Macの場合はコチラのページからインストーラをダウンロードしてください。
Android/iOSにもそれぞれアプリとしてGoogle play、AppStoreにございます。
iOS版には有料版と、お試し用の無料版があります。機能は無料版でもすべて利用できるようで広告があるかないかの違いのようですね。
Android版はどうやら有料のみのようですが、Androidは有料アプリの払い戻しがiOSより簡単なので「うーん…」と思ったらサクッと払い戻ししてもいいかもしれませんね。
さて、インストールが済んだ所でPC版の解説を行っていきたいと思います。
Android、iOS版はインスコしていないので説明できませんが、コチラのブログにAndroid版の使い方を書いている方がいるので参考にしてください。
第4の音楽の聴き方。MIXTRAXを使ってみた - 親指がボロボロ
◆音楽ライブラリの読み込み
さて、インストールが完了し、ソフトを開くとこんな具合になると思います。
このままではMIXTRAXに音楽データが読み込まれていないので音楽を再生することが出来ません。
なのでMIXTRAXに音楽データを読み込ませましょう。
★iTunesライブラリから読み込むorフォルダを指定して読み込む
MIXTRAXにはiTunesの音楽ライブラリを読み込む機能もデフォルトでついています。そのため何回かクリックするだけでiTunesに入っている曲をメドレーで再生することが可能です。
もちろん、iTunesの音楽ライブラリとは別に、フォルダを指定して中の音楽データを読みこませることも可能です。iTunesを使っていない方などはコチラの方法をとってください。
さて、読み込む前に注意事項がありまして、このMIXTRAXは解析、再生出来る音楽ファイルの形式が指定されています。MIXTRAXがサポートしている形式以外の音楽ファイルは解析はおろか、通常再生すらも出来ませんのでご注意下さい。
具体的にはFLACですとか、Appleが提供しているApple LossLess Audio Codec(ALAC)には対応していません。
なので、上記以外のフォーマットで音楽を普段聞いている方は対応しているフォーマットに変換して頂く必要があります。私は普段Apple Losslessちゃんに変換して聴いているので全部MP3に変換しました。
「普段からMP3でしか音楽は聴かないよ!」という方はスルーして頂いて結構です。
さて、対応していないファイル形式が存在するということを把握した上で音楽ライブラリを読み込ませて行きましょう。
iTunesの音楽ライブラリを読みこませる場合には、
左上の「ファイル(F)」→「インポート(I)」→「iTunesライブラリ(I)」の順でクリックしてください。
読み込みと同時に音楽データの解析が始まります。すべての音楽データの解析が終了するまで音楽の再生が出来ないので注意してください。音楽ライブラリが充実している人(音楽データがめちゃくちゃある人)ほど再生までに時間がかかります。
指定したフォルダを読みこませる場合には、
左上の「ファイル(F)」→「インポート(I)」→「フォルダ(F) Ctrl+F」の順でクリックしてください。
読み込むフォルダを指定してOKをクリックすると、フォルダに格納されている音楽データの解析が始まります。
私は上記したように、もともと対応していない形式でエンコしていたので、新たにMP3に変換した音楽データを読みこませることにしました。
格納場所は面倒くさかったので「C:\Users\*****\Music\MIXTRAX」に「MIXTRAX用 MP3ライブラリ」という名前でフォルダを作り、そこにアルバムごとにフォルダを作ってMP3がぶち込まれています。
その他にもMIXTRAXに直接ドラッグ&ドロップしても音楽を読みこませることが出来ます。面倒くさかったらそれでもいいかもしれませんね。
◆音楽を聴いてみる
さて、無事すべての音楽の解析が終了し、いつでも聴ける状態になった所でこんな感じにずらっと曲が並ぶと思います。
★プレイリストを作成する
ここから更に好きな曲だけを集めてプレイリストを作りましょう。
今回はアイマス曲(リミックスを除く)でプレイリストを作ってみます。
左上の「ファイル(F)」→「新規プレイリストの作成(N) Ctrl+N」の順で新しいプレイリストを作ることが出来ます。
名前を変更してプレイリスト作成完了。
このままだとプレイリストの中身が空っぽなので一番上の「All Music」から曲を引っ張ってきましょう。
ほい出来た。こんな感じ。ここでちょこっと気にしておいて欲しいのですが、このソフトはメドレー形式で再生してくれるソフトなので、プレイリスト内の曲が少ないとすぐに消化し終わってしまいます。
公式ページにも載っているとおり、「聴ける曲数はいつもの3倍」なので曲数が少ないといつもの3倍早く再生し終えるということです。
実際には再生が止まるのではなく延々とリピートするのですが同じ部分しか再生してくれないので曲数が多いほうが聴いていて楽しいです。
作業をしながら聴くなら㊿曲から100曲くらいがベストかなと思います。あくまで個人的な意見ですが。
ともかく、これでプレイリストが完成したので早速再生に移りましょう!
★SmartShuffleで再生してみる
SmartShuffleとはこのMIXTRAXの売りの一つでもある機能の一つです。BPM順に並び替えて再生してもいいんですが、今回はこの機能を使っていこうと思います。
最初に聴きたい曲を適当に選択。今回は「団結2010」にします。
左上の再生ボタンをクリック。するとこんなダイアログが出てきます。
SmartShuffleボタンを押すと、どうやら解析したデータを元にMIXTRAX側で曲順を入れ替えてくれるみたいですね。
ということでOKボタンを押して右下の[SmartShuffle]ボタンをクリック。
おお……!!「団結2010」の次が「愛は元気です。」になった……!!
◆終わりに
とまあ、長々と書き散らしましたが、こんな感じで手軽にメドレーで手持ちの曲を聴くことが出来ます。
もちろん自分で「この曲の次はあの曲だろ!!」と曲順を変えることも可能です。
普段聴いている曲に新鮮味を追加してくれる音楽プレイヤー、MIXTRAX。
お家でお手軽DJ気分にもなれるこのソフト、興味がある方は是非試してみてはいかがでしょうか。
◆おまけ
普通のアニソンだけじゃなく、リミックスだけをまとめて再生してみるとDJが目の前にいるみたいに楽しめます。
アイマスリミックスに限って例を挙げてしまいますが、以前書いた記事で取り挙げさせて頂いたコンピレーションで試してみるとより言いたいことがわかってもらえると思います。
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