こんばんは、ボストロール石井です。初ブログです。緊張してキンタマ痛いです。
10thが終わってしばらくしますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私のTLには、10th以降アイマス再熱したぜ!といったプロデューサーが多い気がします。
さて、なんで10thが終わった今になって名刺の話をするんかといいますと、10thの後、私をフォローしてくださっている方の中に「10th行ったんですけど名刺もらってばっかで申し訳なかった」って話をしていた方がいたんですね。
私は10thに参加しなかったので完全に憶測ですが、意外とそういう思いをしたプロデューサーは多かったんじゃないでしょうか。
ほんでもって「次のライブまでには、次のイベントまでにはどうにか…!どうにか……!!」ってプロデューサーも多いと思います。
「でも、どう作ればいいかわっかんね」「なにをどうすりゃいいのさ」なんて考えに陥って、やる気はあるけど行動に移せていない、そんな名刺初心者プロデューサーに向けて先日まで名刺すら持ってなかった私が、名刺を作るにあたってちょいとばかし気をつけたことについてグダグダ書き記していこうと思います。もちろん読み進めていく内に「そんなことお前に言われなくてもわかってるわ」って方も当然出てくるかと思います。そういう方には申し訳ない気持ちでいっぱいですが、私自身まだまだ名刺作成の初心者なんで笑って許してください。
前置きが長くなってもタイピングが多くなるだけでクソの足しにもならないんでサクッと書いていこうと思います。参考になれば幸いです。
1.印刷方法を選ぶ
まだ名刺作ってないのに…
そうなんです。名刺作ってないのに印刷方法を決めてしまうんです。しかし、これにはちゃんと意味があるんです。
これに関しては文章で記述するよりも先に、現物の写真を見ていただいたほうがわかりやすいかと思います。勝手に人の名刺を晒すわけにもいかないので、私の名刺を例に挙げますと
こんな感じ
左の名刺の印刷のズレは無視してください。
ですがどうでしょうか。光源の関係で若干の色合いが違ったとしても明らかに色のノリが左と右とじゃ全然違いますね。
これが最初に印刷方法を選ぶ理由です。ちなみに左は自宅のプリンタ、右は業者委託です。
つまり、名刺を作ろう!と思った時にどちらの方法で名刺を印刷するかで完成時のクオリティが大きく変わる、と言っても過言ではありません。
「別にクオリティなんて求めてねえよ!」と思う方、ごもっともです。ですが、自分がめちゃくちゃ綺麗な仕上がりの名刺を渡されたと想像してみてください。こんな綺麗な名刺、自分でデザインしたのかよ…ってなりませんか?
自分が渡す相手がそんな気持ちを持ってくれたら、きっと作ってよかったって思うはずです。全ては自分のためではなく、渡す相手のことを思って作りましょう。春香さんのお菓子作りと同じですね。春香さん最高かよ。
さて、上記のことから個人的にではありますが、名刺は業者にお願いするのが良いと思います。そして業者に委託すると料金が発生します。当然ですね。業者さんも慈善事業でやってるわけではありません。当然対価を支払わなければいけません。
ですが、一口に業者さんと言っても様々な業者さんがあります。ここで私のようなお金のない貧乏人は「どうにか安く済ませられないものか」と考えます。ナメた考えですね。ある程度のクオリティは欲しいのに金は出したくない、そんなナメた考えは普通の業者は相手にしません。でもあるんです、そんな業者が。あるんですよプロデューサーさん!
これ以上胡散臭くするわけにもいかないので、そんなナメた考えを持った私にも商売をしてくれた業者さんをご紹介しましょう。
マヒトデザインさんです。
私の文章のせいで胡散臭く思っている方もいるかと思いますが、単にすごい良心的ってことです。私もフォロワーさんに教えてもらった業者さんなので心配はしませんでした。
マヒトデザインさん以外にも良心的な業者さんは多くあるでしょう。探せばいくらでも出てくると思います。もちろんマヒトデザインさん一択というわけではないので、普段から懇意にしている業者さんなどがありましたらそちらでも全く問題無いと思います。
「他の業者を探すのめんどい」「業者委託初めてだからなんもわからん!」って方はマヒトデザインさんなら安心です。
では、印刷方法が決まりましたね。この記事では業者さんに委託するという前提で今後お話を進めて行きますが、作ったデザインの保存形式の時くらいしか違いがないのでそのまま読み進めていっても問題ありません。
2.レイアウトを考える
1では印刷の方法を決めました。ここからは名刺のデザインそのものについて書いていこうと思います。ここからが名刺作りの醍醐味と言えるでしょう。十人十色というように、名刺にも人それぞれその人の持ち味がでます。正直めちゃくちゃ楽しいです。
めちゃくちゃ楽しいのですが、特に何も決めず、アバウトに作り始めると100%悩みます。
ですからこの時点でどんな名刺にしたいかザックリとでいいので決めておきましょう。意識高い系に言うとグランドデザインですかね。違いますかね。
個人的にこの段階で考えておくと後が楽なのは下の3点です。
①シンプルに?orキャラの画像ガッツリ?
②縦向き?or横向き?
③全体的な色は?
以上の3点です。簡単ですね。
多分名刺を作りたいって思ってる人はだいたいどんな感じの名刺にしたいのか、決まってる人が多いと思います。もちろん決まっていなくても今決めてしまえばいいんです。
では1つずつ詳しく説明していきます。
①シンプルに?orキャラの画像ガッツリ?
読んで字の如く、名刺のデザインをシンプルに仕上げるか、それとも自分の担当アイドルの画像をガッツリ使って仕上げるか、ということです。
シンプルに仕上げる場合、基本的には必要最低限のもの以外は名刺に載せない方がいいでしょう。
キャラクターの画像を使って仕上げる場合、そのキャラクターの画像素材を用意しないといけません。
キャラ画像を用意する時、著作権的な問題を気にする方もいると思います。まあ著作権の話になると、なかなかに濃い話になってしまいます。
一応、公式見解ではないにしろ、多くのプロデューサーの名刺が版権画像を使用して、過去10年間、権利元のバンダイナムコがそのことについて特に言及していないということは即ち黙認しているということなのでしょう。
久しぶり!良い事おしえたろか!ファン活動がファン活動の範疇である限り権利元に聞かないほうが良い。正式に聞かれれば聞かれるほど公式見解では「ダメ」と答えるしかなくなる。ヤブヘビになるよ。 RT@you_duki 新しいアイマスP名刺を作ってみましたが、このデザインはセーフですか?
— Katsuhiro Harada (@Harada_TEKKEN) November 27, 2013
なんだかモヤモヤする方もいらっしゃるとは思います。アイマスというコンテンツのファンとしてルールに則って正しく楽しみたい。でもアイマスのファンだということが一目でわかる名刺を作りたい。そんなモヤモヤした気持ちではないでしょうか。気持ちはわかります。
気持ちはわかるのですが、上にリンクしたツイートの様に、聞かれると公式としてはダメとしか答えられないので、現状この手の話には自分の中で折り合いをつけるしかないのだと私は思います。
こういう言い方をすると語弊が生まれそうでアレですが、版権絵を絶対使いたくないって人は使わなければいいんです。自分で絵を描くのもよし、絵が描ける知り合いにお願いするもよし。
ここらのことをみっちり書こうとすると別の記事にしたほうがいいくらい話が脱線するので今回はこのへんで。
とりあえず今はシンプルに作るか否かを決めることが先決ですので、どちらかサクッと決めてください。
②縦向き?or横向き?
こちらも読んで字の如く縦向きの名刺にするか、横向きの名刺にするかです。
これに関しては特筆すべき点はありません。完全に好きな方でいいでしょう。あまり見かけないかもしれませんが縦向きの名刺も普通に存在します。
③全体的な色は?
ここは少し真面目に考えるところです。最終的なイメージはここで決めた色によって大きく変わると言っても過言ではありません。毎度私もここでどうしようかなってなります。
と言ってもそこまで大げさに考える必要はありません。
全体的な色、と言うのはパッと見た時に感じる色のことです。背景色と言っても問題ないでしょう。
※以下から完全に私個人の感覚の話をします、デザインを学んだわけでは無いためあまりアテになりません。
推奨しない例を3分で作ったのであまり参考にならないかもしれませんが挙げておきます。
どうでしょうか、ガチャガチャしてますね。
黄色やオレンジ、赤に緑、加えてロゴのピンク、白と群青…春香さんに使われている色も含めるとかなりの数の色になるでしょう。
もちろん、「色が少ないほど良い!」というわけではありませんが、全体を見てパッと挙がる色を1色か2色、キャラの画像を含めても5,6色くらいまで絞れると統一感があっていいと思います。
私が言いたいことを画像で例えるとすれば、
私の現在使っている名刺は赤と白の2色。
いつかの機会で印刷できればなぁと思っている名刺は、確かに色が多いですが8割、9割が白一色です。
当然、いま私が挙げた二つの名刺のデザインセンスが至高だなんて言うつもりはさらさらありません。
ぶっちゃけた話、デザインがどうのセンスがこうの言い始めると素人が何言ってんだってなりますし、結局は自分が納得できるかどうかだと思います。なので実際に作ったあとで「なんかゴチャゴチャしてんな……」ってなったら今の話を思い出していただければ、もしかしたらうまくいくかもしれません。
3.素材を用意する
よっしゃ、じゃあザックリとしたイメージも固まったし早速名刺作るか!!
まだです。まだ準備しなくちゃならないものがあります。素材です。素材がないと名刺が作れません。
ここで言う素材とは、画像素材はもちろん、フォントも含まれます。
そして画像素材は解像度を印刷用に変換しなければなりません。
「印刷用の解像度ってなんじゃコラ」はい、私も最初調べないとわかりませんでした。
印刷用の解像度とは一般的にdpiと言われるものです。わかりやすい解説を見つけたのでスクショとともにURLを載せておきます。
解像度とは?画素とは?dpiとは?知ってるようで知らない写真のこと、解説します!|写真デジタル化・スキャンサービスの店長ブログ|スマイル・シェアリング株式会社
私達が普段インターネット上で見かける画像の多くはdpiが72です。うっすいんです。ぺったんこなんです。密度が。
対して印刷用に使われる画像などはdpiが200~350くらい必要になります。厳密に言うと350dpiが理想的であまり気にしない場合は200dpiでもまあ可、といった感じだそうです。
どうやら高すぎても意味が無いらしく1000dpiにしたからと言って印刷物の画質が変わるというわけでもないらしいです。このへんは専門知識が必要なのでしょう。なぜ画質が良くならないのか、私も知りません。知ってる人がいたら教えて下さい。
追記:記事を見て頂いた通りすがりの心優しいプロデューサーさんが教えてくれました。ツイートを貼っておきます。
@bosstroll_ 解像度を上げすぎても意味がないってのは、dpi(解像度)に対してlpi(スクリーン線数)ってのがあって、どちらを上げても紙質がよくないとインクが乗り切らないっていうお話。
— 日曜P (@IoriP765) July 29, 2015
350dpiとは、1インチ(2.54cm)の中にドットが350個あり、対してlpi(スクリーン線数)と言うのは1インチの中に線が175本あるようです。つまり普通のカラー印刷に要するのは175lpi。
dpiとlpiは2:1の比率なので、dpiだけあげても意味が無いよ。というお話のようです。
私自身今調べながら追記しているのですが、これはもっとよく調べる必要がありそうです。
でも、普通に印刷する場合にはdpiは350が必要という事だけ覚えておけばいいのかもしれません。
以上、追記でした。教えて下さった日曜P様、ありがとうございました。
さて、まずは手元の素材を印刷用の解像度に変換していきましょう。ところで、もともと解像度が低いものを印刷用に変換したところで大きな差はあるのでしょうか。それも私にはわかりませんが、まあ一応おまじないってことでやっていきましょう。
まずGIMPという無料で画期的な画像編集ソフトをインストールしましょう。操作に癖がありますが、慣れてしまえばコイツほど無料で有能なソフトはありません。
トップページのバナーにある[Download]をクリックして[Download GIMP 2.8.**(バージョン) directory]からインストールまで済ませてください。
インストールが済みましたら、解像度を変更したい画像をドラッグ&ドロップ、メインタブ上部の[画像]をクリック、[画像の拡大・縮小]を選択。
新しくウィンドウが出てきます。[幅][高さ]の数値は弄らずに、右にある単位を[㎜]に変更してください。
[幅][高さ]の下、[水平解像度][垂直解像度]の単位を[ピクセル/in]に設定し、それぞれ同じ値にします。今回は350.000(=350dpi)にします。
品質の欄は特に弄ってません。よく分からないのでスルーしています。知ってる人いたら教えて下さい。
最後に一番下の[拡大縮小(S)]をクリックして変換!
はい、印刷用の解像度を持つ画像に変換出来ましたね。簡単です。
名刺に使おうと思っている画像素材をすべて変換したら次はフォントです。
フォントとは文字の形、明朝体やゴシック体などいろいろ種類がありますが、それらを総じてフォントと呼びます。
フォントに拘り始めるとキリがないのですが、PCにデフォルトで入っているフォントを使うだけでは流石に味気ないので無料で使えるものをインストールしましょう。
もちろん、有料のフォントを使ってもいいですが、フォントの値段は意外とバカに出来ません。意外と似たようなフォントが無料であったりするので有料フォントを購入する前に無料で似たフォルムのものが無いか、探すのも手だと思います。
「フォントを探すっつってもどこをどう探したらいいんだよ」と思うでしょうから、フォントを探す以外にデザイン関係で私がよく参考にさせて頂いているサイトを貼っておきます。
PhotoshopVIPさんです。ここにはデザイン関係のコラムやオシャレなフリーフォントはもちろん、素材画像なども記事にしているサイトです。マジでオススメ。
フォント関係の記事は以下からまとめて閲覧できます。
この他にも、Googleで「フリーフォント」でググればいろいろなサイトからダウンロード出来るでしょう。こちらのサイトのフォントもオススメです。
また、探すのがめんどいという方にはフリーフォントをまとめた書籍を購入するのもアリかも知れません。大体2,000円~とかの値段で、どんな字体なのかがわかるサンプルが印刷されて図鑑みたいな形で販売されています。小さな書店ではあまり無いかもしれませんがジュンク堂などには必ず置いてあるでしょう。Amazonで買うのもいいかもしれません。
最初に描いた自分の名刺のイメージに合いそうなフォントを見つけた時の嬉しさや、早く使ってみたいとワクワクする気持ちはなかなかなものです。
4.素材の配置に注意する
さて、これで素材の準備は揃いました。
やっとではありますが、ここから本格的にデザインに入りましょう。
使うソフトは何でもいいと思います。GIMPをインストールしているのならGIMPで問題ないでしょうし、私はIllustratorというクソ高いプロの方も使っているソフトを以前一発当てた時に購入したのでそれを使っています。
ただ、業者に委託する場合は指定された形式でないと受けてもらえないので注意が必要です。ですが、ここでは最初に印刷方法を決めたので作った後に「どうしようこれ…」とならなくて済みますね。
「結局GIMPとIllustratorどっちがいいんじゃ」と疑問に思っている方、結論から言ってしまうとIllustratorの方が断然いいです。
なぜならIllustratorで作成したファイルは大体の印刷業者で取り扱ってくれるためです。ですが、プロの方も使っているソフトなので、いざ購入しようとするとクソ高いことにそこそこのお値段に驚くことでしょう。
現在出ている最新版のIllustrator、月額制のIllustrator CC(クリエイティブ・クラウド)で名刺を作る時だけお金を支払い、完成したデザインを保存しておけば利用期間が過ぎても業者に同じデザインでまた発注することが可能なのでそれも一つの手かもしれません。
本題に入りましょう。実際に名刺のデザインを作ってみて、私が受けた印象は「なんとなくゴチャついてるな…」というものでした。
試行錯誤した結果、素材の配置場所と空間が悪かった為だと結論が出ました。
私と同じようにゴチャついてるなと思う方、自分のデザインを引っ張り出して見てみましょう。
例えば、株式会社765プロダクションという文字の頭の位置、プロデューサー名の文字の頭の位置がズレていたりしませんか?
配置に注意する、というのはそのままの意味で、素材の配置方法に法則性を持たせるという意味です。これらを注意するだけでかなりスッキリとした印象を持たせることが出来ます。
先ほど挙げた2つの例に、簡単にではありますが直線を引いてみました。
上の赤い名刺よりかは下の白い名刺のほうがわかりやすいかもしれません。
白い名刺の中央の十字は縦横の中心線です。
もともと画像素材を変換するのが面倒で、シンプルにデザインしているためスッキリしているかもしれませんがプロデューサー名を横の中心線に乗せていたりしています。
もし、完成した名刺がゴチャゴチャしているなと感じたら私がやったように文字の位置を揃えてみたりすると綺麗に見えるかもしれません。
とは言っても、あくまでこれは個人の感覚の問題のためあまりアテにならないかもしれませんね。他にも名刺を作る上で気をつけていることがあれば教えて下さい。
最後に
いかがでしたでしょうか、以上が私が名刺を作るにあたって気をつけていることでした。名刺作りで悩んでいる方の力に少しでもなれたのであれば幸いです。
ぶっちゃけた話、アイマス名刺に「こうしなければならない」といったルールは無いので楽しんで作りましょう。人それぞれの味があります。好きに作って渡して、アイドルマスターというコンテンツを楽しんでいきましょう。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
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