ニコマスとは (ニコマスとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
つまり、ニコマスとはニコニコ動画にアップロードされたアイドルマスター関係の動画ということになります。
ニコニコ動画にアップロードされているアイドルマスター関係の動画には様々な種類があり、ゲーム本編に登場するステージムービーを編集したもの、キャラクターの立ち絵を使って独自のテキストで物語を展開していくもの、また、アニメのシーンを編集したもの、はたまた手書きでアニメーションを作成したものなどなど……
アイドルマスターというコンテンツの二次創作郡として幅広く、多くのプロデューサーに親しまれているのがニコマスです。
ニコマスについてを滔々と語ろうと思うと時間がいくらあっても足りないため、今回初めてニコマスというコンテンツカテゴリーを知った方は「ああ、アイマス関連の動画のことか」ってことでとりあえずご理解ください。
さて、先にも書き記しましたが、ニコマスと一口に言っても様々なジャンルがあります。
ネタ系やバラエティ系はもちろん、アイマスと全く関係のない楽曲と組み合わせたPV形式で展開される動画だってあります。
今回は私が視聴した中で「いや~、この動画は何度観ても感動するなぁ」「ハンパねえわ」と思わずクソと独り言を漏らした動画を皆様にご紹介しようと思います。
ご紹介、といってもプロデューサーの皆様からしてみれば「ああ、この動画ね」「知ってる知ってる」という動画ばかりだと思います。なぜ再生数が伸びないのか、みたいな秘湯的な動画は無いので予めご了承ください。
そして本記事を書く上でどでかい壁があったことを予めご報告致します。72何かと言いますと本ブログはアメーバ オウンド(Ameba Ownd)というレンタルブログサービスからブログをレンタルさせて頂いています。が、このアメーバオウンド、ニコニコ動画のリンクに対応していません。
つまり、この記事内で動画を再生することが出来ないのです。当然、動画へのリンクと再生画面のキャプチャは記事に貼り付けますが、動画を視聴するためにはわざわざリンクを辿っていただくしか方法がありませんのでお手数をお掛けすることをお詫びするとともにご理解を頂きたく思います。
つーこって、グダグダ前置きしても仕方ないのでサクッと紹介していきましょう。
1.【MAD】CINDERELLA GIRLS
デデドンッ!とタイトルの通り、現在放送中のアイドルマスターシンデレラガールズのアニメを使ったPV動画です。使用楽曲はLinkin ParkのBleed It Out(リンクはYouTubeのオフィシャルビデオ)です。
この動画の魅力はなんといっても音楽の疾走感とマッチするように動画も細かくカットし、テンポよく編集している点と、取りあった手と手の後ろにテキストが表示されていたりとテキストの配置の仕方だと思います。そのテキストの配置の技術の高さには「もともとこのPVのために作られたアニメだったかな…」と錯覚するほどです。楽曲を知っている方も知らない方も楽しめる動画になっていると思います。ちなみにLinkin Parkなら私は「トランスフォーマー/リベンジ」にて書き下ろされたNew Divideが好きです。
2.アイドルマスター 「●▲■×」
こちらのタイトルもシンプルではありますが、図形のみしか情報がなく、再生するまでどんな動画なのか全く見当がつかない作品です。使用楽曲はDOPING PANDAのTransient Happiness(YouTubeリンクですが公式動画ではありません)です。
出てくるのは春香のみ。しかもゲームのステージムービーを春香だけ抜き取って編集、作成されています。
全体を通して受ける平面的な印象に、度々出てくる図形がアクセントとなって最後まで見入ってしまう動画となっています。PVとしてはかなり仕上がってるのではないでしょうか。右下にMTVなどのロゴが入っていたら「ああ、アイマスとコラボしたのかな」と思ってしまうでしょう。
私はDOPING PANDAだとAnthem(リンクは非公式動画及びセルフアレンジ曲)が好きです。
3.アイドルマスター 「LET'S ESCAPE TOGETHER」
一つ上の動画と同じ作者の動画です。個人的には千早Pには是非観て欲しいPVの一つですね。
この作品は「iM@S KAKU-Tail Party」という、それぞれに提示されたアイドルとお題に基づいた2分以内の動画を作って楽しもうぜ!というコンセプトで作られた動画の一つです。ニコマスが好きなプロデューサーさんならご存知かと思いますが、この企画に投稿される動画はハイレベルな動画ばかりですので興味があったら是非。
さて、動画の紹介に戻りますと、この動画のお題アイドルはもちろん「如月千早」、そしてテーマは「字」でした。この動画でもアイドルはゲーム映像から抜き取られて編集されています。目まぐるしく移り変わる背景ですがテーマに忠実に、無駄がないように作られているため爽快感を与える映像となっています。
使用楽曲はBEAT CRUSADERSのLET'S ESCAPE TOGETHER(非公式)です。BEAT CRUSADERSといえばお面をつけパフォーマンスを行う、テクノが若干入ったポップ、ロックバンドですね。私の好きなバンドの一つです。好きなバンドついでに好きな曲を挙げるとしますとISOLATIONS(非公式)ですね。こちらの曲も是非聴いてみて下さい。
4.【アイドルマスター】 Serenity 【KAKU-tail7】
さて、こちらの動画もタイトルの通りiM@S KAKU-Tail Partyに投稿された動画です。が、こちらはニコマス動画では珍しい実写動画です。
お題になったアイドルは「我那覇響」、テーマは「Challenge」です。もう狙ったとしか思えないチョイスですが、この企画はアイドルとテーマは完全ランダムで決まっているそうです。本当かよ……
運命のめぐり合わせかのように出されたお題ですが、予想を遥かに超える展開には必見の価値があるでしょう。
視聴後、一つの映画を見終えたような「ほえー……」という見応えがこの2分の動画に詰まっています。未視聴の方は是非観てください。
としか紹介が出来ないのが悔やまれますが、観ていただければ私の言いたいことがわかるはず。
ちなみにこの動画のメイキング動画も存在しています。「こんな動画どうやって作ってんだよ……」と思った方はそちらも観てみると更に感動するかもしれません。凄いぜ。
5.【アイドルマスター】“BORDERLINE”PV【春香】
3つ続けてiM@S KAKU-Tail Partyからの動画です。お題アイドルは「天海春香」、テーマは「線」。使用楽曲は鬼束ちひろのBorderline(非公式)です。
光の使い方がとても幻想的な雰囲気を作り出しているのが印象的な動画です。静か且つ力強さを感じさせる曲にマッチするように作られた映像は、息をするのも忘れてしまうほどに視聴者を魅入らせます。
「普段明るく元気な春香がこんな表情をするのか」と実際に表情を変化させているわけでは無いのですが、そう思わせてしまう作品となっています。
多くの言葉で語ることが憚れるのでこの作品も、是非観てくれ。ということで次に参りたいと思います。
6.【手描きMAD】Do You Want To
さて、ここで趣がガラッと変わって手書きMADと言われるジャンルになります。手書きMADといえば紙芝居のような、場面場面を繋ぎあわせて作られることが多いですが、こちらの動画はめちゃくちゃ動きます。もうヌルッヌル。これは最早アニメーションと言っても過言では無いでしょう。
春香さんの誕生日にあわせて作られたそうですが、いつ観ても楽しくなれる動画です。
使用楽曲はFranz FerdinandのDo You Want To(PV)です。この曲はSONYのウォークマンシリーズのCMソングとしても使われていたので聴いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。オススメ曲は同アルバムの一曲目The Fallen(公式PV)です。
7.アイドルがTVをやっつけちゃったんだよ
物騒な歌詞が下に表示されておりますが、こちらは嘘字幕と呼ばれるものです。なぜこんな字幕がついているのかというと、この動画に使われた楽曲が関係しているのです。
使用楽曲はThe BugglesのVideo Killed The Radio Star(公式から投稿されているかどうかは不明ですがPVです)。日本ではラジオ・スターの悲劇という邦題で昔から親しまれている曲をオマージュして作られたPVとなっています。
ラジオ・スターの悲劇と言えば、おそらく誰しもが一度は聴いたことがある曲だと思いますが、これがまさかのアイマスとコラボさせてしまおうという面白い発想。
動画自体も元ネタのPVを強く意識した作品となっており、見比べても面白いのですが、私が強く推したいのはなんといっても映像技術です。ぱっと見、木の棒にアイドルの写真を貼ったペープサート(紙と棒の人形劇)に見えるのですが、よく見るとこちらはすべてCGで作られています。
ただの人形劇を接写して作ったのかな、と思って観ていたら突然アイドルの人形が踊り始めた時は心底驚きました。興味があれば是非。
8.アイドルマスター 「2.O.O.S.」
こちらの作品はカットアップと呼ばれる、元あるフレーズをバラバラにして組み立て直すという手法で作られた作品です。アニマスを曲に合わせて繋ぎあわせたAMV(アニメ・ミュージック・ビデオ)としてはかなり高いレベルで作られた作品では無いでしょうか。
約5分半の間、休むことなく移り変わり続ける映像に、グッと掴まれたような気持ちにさせられる作品です。映像と音楽とのシンクロ具合にここまで心地よさを感じさせる作品は過去に出会ったことがありません。
是非イヤホン、ヘッドホンで視聴していただきたい作品です。もっと言うならエコノミー画質ではなくプレ垢登録をして、ちゃんとした画質で視聴して頂きたいですね。
また、この作品とは別に、同じ曲を使用しシンデレラガールズのアニメで作られた作品もありますが、どうやら別作者の作品のようです。そちらもオススメですが、私はこちらの方が好き。
最後に
いかがでしたでしょうか。
「全部知ってるわボケ」「テンプレ貼ってんじゃねえよ」と思っているプロデューサーもいらっしゃるとは思いますが、もし「普段ニコニコ動画を観ない」もしくは「ニコマス動画は観ない」という方がいらっしゃいましたら、ニコニコ動画にはこういうハイセンスな動画があるんだということを知ってもらえればと思います。
もちろん、上記のようなPV風の動画以外にもありますのでニコマスというジャンルが気になった方は検索してみるといいかもしれません。
そして、今回ご紹介させていただきましたが、いかんせん語彙力が貧弱なため尻拭き紙程度の紹介になっていると思います。すみません。人間じゃないんで許してください。
また、上記以外に「オススメの作品があるよ!!」「これを挙げないってお前ニワカかよ」という方は是非教えてください。特に単発のPV系は個人的に大好きなので本当にお願いします。
ということで長々と書いてしまいましたが今回はこのへんで失礼致します。最後までお読みいただいた方、ありがとうございました。
0コメント